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JUKU BUSINESS NAVI

数字で決める、塾の開業と経営。

塾を始めるか、続けるか、たたむか。判断に要るのは体験談ではなく、損益分岐生徒数・講師人件費率・退塾率です。 業態ごとの収益構造を、公的統計と現場のマーケティング知見にもとづいて開示します。

PRIMARY DATA

月謝だけで事業計画を作ると、売上を見誤る

月謝の額をそのまま在籍数に掛けて売上を見積もる計画をよく見かけます。しかし公的統計から受講生1人あたりの実効単価を割り戻すと、月換算で39,585円になります。差分は季節講習・教材費・複数科目受講です。月謝だけを積み上げた収支計画は、この差を取りこぼします。

受講生1人あたり年間売上
475,024

月換算 39,585円

1事業所あたり受講生数
94.3

単独事業所だけなら 58.5人

1事業所あたり年商
44,807,745

単独事業所だけなら 26,834,442円

この平均の読み方。 上の3つは18,850事業所の集計で、その内訳は単独2,857/本所1,216/支所14,777です。 78.4%が支所で、チェーン教室の平均に近い値になります。 個人で1教室を運営する前提で読むときは、単独事業所だけの値(受講生58.5人・年商26,834,442円)を基準にしてください。

出典: 総務省・経済産業省「令和3年経済センサス‐活動調査」産業別集計(サービス関連産業に関する集計)(統計表ID 0004003273)/内訳は同 単独・本所・支所別(統計表ID 0004003289)。受講生数は2021年6月1日時点の在籍者数、売上は年間値のため、年度内の入退塾により1人あたりの値は上振れします。

BUSINESS TYPES

業態で、必要な資金も採用の重さも変わる

同じ「塾」でも、個別指導と自立学習型では初期投資が数倍、講師採用の負担はさらに大きく違います。業態ごとの収益構造を扱うページは順次公開します。

  • 個別指導塾

    最多・FC供給豊富

    講師1人が生徒1〜3人を指導する塾業界の主流形態。学生アルバイト講師が中心で人件費を変動費化…

  • 集団指導塾

    進学実績が生命線

    1人の講師が10〜30人へ一斉授業。プロ講師への依存度が高く、カリキュラムと教材の型が競争力…

  • 自立学習型

    低投資・採用負担が軽い

    講師が教えず、AI教材・映像・プリントで自学自習を管理しコーチングする形態。講師人件費を抑え…

  • オンライン塾

    最小投資・商圏の制約なし

    双方向オンラインまたは録画授業。教室を持たないため初期投資が最も小さく、商圏が全国に広がる。…

  • そろばん教室

    最小クラスの開業資金

    幼児〜小学生対象。計算力・集中力を訴求する習い事枠。月謝は低いが、必要設備が少なく開業資金が…

  • プログラミング教室

    既存塾の追加科目にも

    小中学生の習い事需要。教材はFC本部提供が中心で、既存の学習塾が追加科目として導入する形も多…

  • 英会話・英語塾

    習い事需要と受験需要の二層

    幼児〜小学生の習い事需要と、中高生の受験英語需要の二層。講師(ネイティブ含む)の採用可否が出…

  • 幼児教育教室

    高単価・在籍期間は短め

    未就学児対象。知育・小学校受験準備。単価は比較的高いが、在籍期間が短く入れ替わりが早いため継…

業態ごとの開業資金・月謝の目安は、各社の公式な募集条件を確認したうえで掲載します。フランチャイズ加盟を検討する場合は、必ず各本部の公式情報と、加盟前に示される条件をご確認ください。指導方式によって受講料の水準が大きく違う点は、収支シミュレーターのページで政府統計の分布を示して扱っています。